メンタルヘルス研修 受講記録

会社でメンタルヘルス研修をうけたので簡単にメモを残しておく。

メンタルヘルス不良につながるストレッサーの代表格

簡単にいえば、部下・自分のストレスに気をつけるべきタイミング

  1. 役割葛藤
    • 役割が変わった時。簡単にいえば昇進、昇格のタイミング
  2. 量的負荷
    • 単純に仕事量

ストレスからうつ病へのプロセス

  1. 過剰適応
    • 普段より仕事に没頭、仕事に熱中。ハイな状態。
  2. 神経過敏
    • 些細なことでイライラ、トラブル
    • ここまで持って三ヶ月。この先が危ない。
  3. 無関心
    • ぼんやり、ミスを連発、記憶力の低下。
    • 体調的な不調がこの辺りで出てくる。
  4. 引きこもり
    • 頻繁な遅刻、午前休暇
  5. 抑うつ
    • 不眠、憂うつ、「仕事が合わない、向いていない」と思う
  6. 行動化
    • 衝動的な行動。自殺など。

うつ病と憂うつ気分と違い

  • 一時的なふさぎこんだ気分にとどまらず、二週間以上、毎日、一日中症状が続く

運動はうつ病の治療に非常に効果的。

  • 「週に二回、20分走る」だけで薬物治療と同じぐらいの効果がある。→普段から運動したほうが良い。

睡眠障害

  • 一日、二回以上眠気を感じたら睡眠障害らしい。結構ハードルが高い。
  • 高齢になって、眠りの質が落ちたら、無理をせずに軽い睡眠導入剤に頼るのも手。内科でも処方してもらえるらしい。
  • アルコールは良くない。良質な睡眠の敵。

役職者としての具体的な行動

  1. ストレス状態への気づき。
    • 一ヶ月ぐらい様子をみる。一ヶ月症状が続いたら異常状態と判断してアクションを起こす。
    • 気をつけるべき状態
      1. 生産性の低下
      2. 勤怠悪化
      3. モチベーションの著しい低下など。
      • 月に二回以上の突休は介入サイン。
  2. 相談、面接
    • 15分の簡単なもので良い。相手のリアクションで症状をみる。
    • 家族の情報も確認。奥さんとの関係とか、実家に顔を出しているか、という情報も重要。
  3. 業務調整。ここが重要
    1. 連続休暇
      • 土日+1日で3日くらい休ませる。20〜30代で軽度の症状ならこれで元気になる。
    2. 早帰り
      • 19時ぐらいで帰らせてみる
    3. 役割の見直し
      • 少しでも、簡単でもいい。サポートをつけたり、一部の業務を一時的に引き取ったり。

自分のストレスコントロール

  • バランス思考が大切。無理に前向きに考える必要はない。現実的な落としどころを目指す。
  • バランス思考のこつ
    1. それって事実?想像?想像は切り離す
    2. 決めつけていないか?
    3. すぐに否定的な予測をして、ますますそれを信じ込んでいないか
    4. 自分が本当に心配していることは何?

だいたいこんな感じ。
定期的に振り返ることにする。